はじめに
今年も海外講師を招聘してのWSを行います。
マイケル・チェーホフ・テクニックは、俳優が強く望む「変身」を可能にしてくれます。
この強烈なまでの変身は、俳優を子どものように自由にしてくれます。
このテクニックで、俳優は心の底から演技を楽しめて、そして自分の無限にも思える可能性を実感するはずです。
自分が自分の演技に驚き、人の演技に心から祝福したくなるような経験。
――それは俳優がもう一度、演技を捉え直す機会となるはずです。
マイケル・チェーホフテクニックは全世界で学ばれ、実践の場でも使われてきました。
その理由は単に「便利なツール」ということではなく、演技の根源であるその「変身」を感じさせてくれるからです。
今年は、国際的に活躍する講師ウルリッヒ・マイヤーホーシュ氏を招聘します。
東京・大阪の各会場にて、5日間にわたるワークショップを開催します。5日間は本当の可能性に気づける最低限の日数です。
自分の本当の能力や創造性を深く知りたい俳優の皆さまに、ぜひ受講していただきたいワークショップです。
マイケルチェーホフ東京
代表|秋江智文
マイケル・チェーホフは、20世紀を代表する俳優の一人であり、K・スタニスラフスキーの弟子、そして作家A・チェーホフの甥にあたります。また彼は教育者としても優れ、自身の経験や観察眼を通してマイケル・チェーホフ・テクニックを生み出しました。
国際的な団体マイケル・チェーホフ・ヨーロッパ(以下、MCE)は、幅広い演技要素を含むマイケル・チェーホフ・テクニックを、総合的かつ実践的に学べるよう、6つのモジュール(構成要素)と1つのプロジェクトから成る「モジュールプログラム」を考案しました。
マイケル・チェーホフ東京はMCEと共催し、2017年よりこのモジュールプログラムを日本で紹介してきました。
今回、東京では最終モジュールⅥ「パフォーマンスの構造」を開催します。本モジュールでは、芝居の構造の観点から演技を探求します。芝居全体の流れ(始まり・中間・終わり)、演技スタイル(悲劇・コメディ・ギリシャ劇など)、舞台空間の使い方などを学びます。
大阪ではモジュールⅣ「役作りⅡー「私」とは〈他者〉である:役への変容」を実施し、想像力を用いて役へと変身していくプロセスを探求します。
モジュールプログラムWSに先立ち、東京と大阪で体験ワークショップ「心と身体をひとつにして、演技の基礎をつくる〈サイコフィジカル・アプローチ〉WS」を行います。